こんにちは!管理人の藤崎です。ついに会社を退職いたしました。長年お世話になったので、それはとてもとても悩みましたが、無事に引継ぎも終わり、今月からは晴れてフリーランスの身です!
以前の記事で、ストレスによる難聴の話とか、円満退職するまで頑張るぞ宣言とかしていましたが、ようやくひと段落したので、忘備録としてまとめたいと思います。
- 仕事が辛いけれど、お世話になった会社だから辞めにくい
- 精神的に疲れてしまって、どうしたらいいかわからない
- 退職したいけど、タイミングが決められない
↑のようなお悩みがあれば、参考にしていただけると嬉しいです。
退職に至るまでの話。もう疲れた……本音と建て前
まず、私が退職を決意するまでのお話です。正社員で働いてましたが、労働環境はそこまで厳しくなかったんです。むしろホワイトな感じ。残業は0~5時間くらい(むしろ残業するなと言われる)だし、人間関係も悪くはない。
けど、仕事内容が精神的にキツイ!人手不足で休憩すらできない!
クレーム対応などのイレギュラー業務が多く、対応内容もメンタルが元気じゃないと乗り切れないようなものばかりだったので、毎日必死こいて働いているうちに体調を崩しました。生活に支障が出るレベルで。
満員電車でフラついてしまい途中下車……なんてことはしょっちゅうで、このままじゃ死んでしまうのではないかと危機感を感じていました。
体は丈夫な方なんですが、ストレスに弱いみたいです。
そんなタイミングで誕生日が近づいており、もうアラサーだし将来のことを考えて状況を変えないと……と悩み、思い切って退職したって感じです。
「私って、何がしたいんだろう……」とかめちゃくちゃ考えました。このまま同じ会社で上の立場に昇格すれば気持ちが変わるかもしれないとか、やりたいことをやるだけなら、副業でもいいじゃんとか。でも体調崩したし働けないかもしれない……となって清掃や軽作業のバイト探したり(今考えると迷走しまくってる)
これは私のタイプなので、もし仕事を辞めるなら自分の向き不向きを考えていただきたいのですが、通勤が苦痛すぎる&家が好きなので、在宅もOKみたいな仕事にキャリアチェンジしたいと考えるようになりました。これ以上体調を崩さないで生活できるような働き方を見つけていこう……となったときに、今の会社だと叶えられないなと感じて。というか電話仕事なのに難聴になってしまった時点で即決していいレベルだったなと今は思います。うーん、辞めて良かった!
で、本音と建て前としては、
本音:心身ともに疲れた。メンタルを大事にしたい。今の会社じゃ理想の働き方を叶えられない。
建て前:やりたいこと、目指したいことが変わった。新しい方向へステップアップするために退職したい。
という感じになりました。おそらく体調不良も上司には若干バレていましたが、ポジティブな理由だけ伝えたので特に引き止められることもなかったです。
円満退職したいという決意
退職します宣言を以前の記事でもしたのですが、長年お世話になった会社だったので、なるべく迷惑かけないように退職しようと考えました。
精神的に辛くなったとはいえ、働かせてもらっていたわけです。それに、人生何があるかわからないので、別の業界へ転職を考えている場合でも、今後どこかで繋がる可能性も0ではないです。社内規定を守ることはもちろんですが、笑顔で見送ってもらえるような退職だといいなと思います。もちろん、状況にもよると思いますけど……(よほどブラック企業で退職できないとか)。
ポジティブな理由が見つからない方
要は「言い方」の問題です。会社のココが嫌!とかではなく、自分が今後どうなっていきたいかを考えてみましょう。
会社の不満点を伝えてしまうと、上司からしてみればいい気持ちにはならないですし、もしくは「じゃあ時短勤務にしよう」とか「在宅の日を増やすから」など、改善策を提案される場合もありますよね。気持ちが揺らいでしまうので別の言い方を考えるのがよさそうです。揺らがない気持ちがあればいいのですが……。
「疲れたから退職する」でも構わない。私の体験談
疲れたから退職する、でも全然いいことだと思います。退職しても、休職しても、悪いことではないです。ですが疲れ切った状態だと判断できないんですよね。
今でこそ私は退職しましたが、「仕事やめたい」と考えてから実際に退職したいと伝えるまでには半年以上かかりました。まだ頑張れるはず……と言い聞かせて働いていました。この記事を読んでくれているあなたもきっとお疲れだとは思いますが、勇気を振り絞って行動してみてもいいかもしれません。
私はあのとき思い切ってよかったと思う!
円満退職するために、私がやったこと
「退職 流れ」などのワードで検索するといろいろなサイトが出てきますが、実際に私がやったことを紹介します。社内規定の確認と、上司へ退職までのスケジュール確認は大前提として、このあたりまでやっておけば退職までもスムーズだと思います。
①退職希望日の3ヶ月前に上司へ報告
私の場合、社内規定は「1ヶ月前までには申告すること」となってました。大体、1ヶ月前には退職したいと申告するよう決められている場合が多いと思います。一応法律上だと2週間前までに退職届を出せばOKというルールですが、退職後に残されたメンバーのことを考えると、2ヶ月くらい前には伝えておくと良いのかなと思います。あくまで個人的な感覚です。
ただ人手不足で辞めるのが申し訳ない、上司に受け入れてもらえるかどうか不安……という考えがあり、3ヶ月前には申告しました。おかげで新しい社員も入ったし、引継ぎ漏れがないかゆっくり確認できたので良かったと思います。
②退職願を出す
退職届と退職願の違いを知っていますか?超わかりやすく一言でいうと
退職届:「この日に退職します」
退職願:「この日に退職したいです」
です。
流れとしては、退職したい日が決まったら「退職願」を書き、退職願を上司に受け取ってもらい、退職日が確定したら「退職届」を用意して提出する……です。
退職願は必須ではないのですが、より丁寧な印象を受けるのと、気持ちの強さが伝わるかなと思い提出しました。
③引き継ぎ書を作る
引き継ぎ書もエクセルで自分なりに作ってみました。といっても、そこまで堅苦しい書面は作れないので、簡単なものです。
直属の上司が私の仕事内容もすべて把握しているので「そこまでしなくて大丈夫だよ」と言われてしまったのですが、その後すぐ引継ぎする予定の新入社員が入ったので、作成した引き継ぎ書を元に、何を教えるべきかチェックしていました。最終的には役立ったので、作ってよかったとは思います。
④退職の挨拶
私は営業職などの外回りはしないので、挨拶回りはしなかったのですが、数名お世話になった方がいらっしゃったので対面でご挨拶しました。
あとは社内の人達にも、最終日には対面だけでなく、メールを送りました。前日にめちゃくちゃ考えました(笑)
- 〇日〇日付で退職することになりました
- ~さんには大変お世話になりました
- ちょっとしたエピソード的な
- 今後の連絡先を載せる
- 最後になりますが本当にありがとうございました
↑のような構成で作りました。
メールまでわざわざありがとう!と皆から喜んでもらえました。
⑤会社の不満は最後まで言わない
円満退職するためにはここ大事。いい思い出で終わりましょう。
上司も人間なので、こちらが不満そうな様子でいると伝わると思います。あと、お互いいい気持ちで終わりたいですよね。
仕事としてきちんと引継ぎや手続きは終わらせて、最終日まで過ごせると円満に退職できるのでは、と思います。
仕事疲れたから退職したい……と思ったら(まとめ)
最後にまとめです。今回の記事で伝えたかったことを要約すると、
- 疲れたから退職でも大丈夫、無理する必要はない
- なるべくポジティブな理由を見つけよう
- 笑顔で見送ってもらえるような辞め方だといいよね
- 目指せ、円満退職!
です。少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに、私は「自分第一」をモットーに生活してます。
自分はどうしたい?どういう生活したい?どれくらい休みたい?とか、振り返って考える時間を作るようにしています。メンタルが弱い人にはぜひやってみてください。
このブログでは、ゆるーく適当に生きてみようと決めた私の生活を覗き見できます。ぜひまた遊びにきてくださいね!